ミャンマー、少数民族と停戦難航 「ロヒンギャ」以外も難題
【ネピドー=新田裕一】ミャンマー政府・国軍と少数民族武装勢力との停戦交渉がなかなか進まない。13日には政府・国軍と同国東部の2つの少数民族武装勢力が全土停戦協定に署名したが、約20の武装勢力のうち停戦協定に署名したのは半数にすぎない。国際社会の非難が集中するイスラム系少数民族ロヒンギャの問題以外にも難題を抱え、国内安定の道は遠い。
首都ネピドーで今回の協定に署名したのは、新モン州党とラフー族民主...
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