聖火が開催地到着 平昌五輪
【平昌=山本博文】9日開幕の平昌冬季五輪の聖火リレーが7日、アルペンスキー競技が行われる韓国北東部・旌善(チョンソン)に到着した。
ゴールは郡役場前に設置された特設ステージ。厳しい冷え込みの中で、トーチを持ったランナーを地元住民らが出迎えた。ステージでは五輪旗を振りながら歌と踊りが披露され、開幕に向けたムードを盛り上げた。
聖火は昨年11月1日に仁川国際空港に到着し、韓国各地を回った。開催年にちなんだ2018キロを7500人がつなぐ計画で、元フィギュアスケート選手でトリノ五輪金メダリストの荒川静香さんも走った。
8日は氷上競技が開催される江陵に入り、9日夜の開会式で平昌のメインスタジアムの聖火台に火がともされる。