ミャンマー、欧米の非難意に介さず ロヒンギャ問題
【ヤンゴン=新田裕一】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャに対する迫害問題で、アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる同国政府が国際社会との溝を深めている。欧米や国連機関は、治安部隊による組織的な迫害があった疑いがあると非難を強めるが、ミャンマー政府は「明確な証拠はない」と意に介さない。経済関係が深い中国や日本が欧米に同調していないことも強気の背景にありそうだ。
国連総会は昨年12月24日、ロ...
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