検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

外国人客、青森県へ続々 アクセス向上など奏功

詳しくはこちら

東北地方の訪日外国人(インバウンド)観光で青森県が快走している。観光庁が27日発表した宿泊旅行統計によると、2017年1~10月の同県の外国人延べ宿泊者数は東北トップを維持。年間でも初めて東北一となる可能性が高まってきた。函館市など道南地域を合わせた「青函圏」を官民一体で海外に売り込み、空路新設などアクセス向上にもつなげた取り組みが奏功した形だ。

17年1~10月の東北6県でトップの青森は19万6千人で、宮城(18万5千人)、岩手(14万9千人)と続く。東日本大震災の前年の10年は青森は東北で5位だったが、徐々に順位を上げ、17年1~8月に初めて僅差でトップに立った。1~10月は2位の宮城に1万1千人の差をつけた。

青森県は北海道新幹線開業をにらみ、空路と新幹線、フェリーの青森―函館航路を最大限活用して交流人口を増やす「立体観光」戦略を推進。中国、台湾、香港、韓国の4カ国・地域を海外誘客重点エリアに位置づけ、三村申吾知事らが毎年トップセールスしたり、現地の旅行会社や影響力のあるブロガーらを県内視察ツアーに招請したりしてきた。

空路では、青森空港初の中国定期便となる中国・奥凱航空の青森―天津線が5月に就航。大韓航空は高い搭乗率を受け、週3往復だった青森―ソウル線を10月から週5往復に増便するなど、海外とのアクセスの利便性が一段と高まった。

客船誘致も早くから力を入れ、17年に青森港に寄港した大型クルーズ客船は22隻と東北トップ。19年には英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」が青森港に初寄港する予定だ。

十和田湖や八甲田といった有名観光地だけでなく、ディープスポットや体験型ツアーに足を運ぶ外国人も増えている。

つがる市の高山稲荷神社は北海道新幹線開業キャンペーンに、外国人に人気の京都の伏見稲荷大社と同じ鮮やかな朱色の「千本鳥居」の写真が採用されたことから観光客が急増した。工藤均宮司は「外国人参拝者はここ2、3年で3倍になった。多いのは台湾人で、漢字が分かるのでよくお札を頼まれる」と話す。

青森市の居酒屋「ねぶたの国たか久」は津軽三味線ライブなど青森の伝統文化を体験できるのが売りで、台湾人で連日にぎわう。「日本人よりアワビやキンキなど高い料理を注文するので経営的にもいい」(三上友紀店長)。青森県観光国際戦略局によると、「昭和大仏」の青龍寺(青森市)は精進料理や座禅体験が人気で、寄港した大型客船の上陸ツアーに組み込まれているという。

県観光国際戦略局の秋田佳紀局長は「先人の長年の努力が実を結び、青森にインバウンドの良い波が来ている。さらにコンテンツを充実し、県内全域に観光の効果が行き渡るようにしたい」と話している。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_