起動時間短縮の非常用発電機 東邦ガスなど
東邦ガスは11日、三菱重工エンジン&ターボチャージャ(相模原市)と共同で、病院や商業施設など事業者向けの新しい非常用発電機を開発したと発表した。発電出力450キロワットのガスエンジンコージェネレーション(熱電併給)システムで、従来機より停電時の立ち上がり時間と供給能力が大幅に向上し、機器の復旧が早くなる。
開発した発電機は起動時間が約60秒と従来機に比べて20%短縮される。自動で起動する機能も搭載し、病院など緊急性を要する事業者の需要を取り込む。年間10台の受注を目指す。
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