通常国会、大幅延長論の怪 解散風の予兆?
6月18日に会期末を迎える通常国会の大幅延長論が急浮上してきた。組織犯罪処罰法改正案の実質審議入りが当初予定より遅れたため、法案成立を確実にするというのが理由。今年は6月23日告示、7月2日投開票の東京都議選が迫っており、大幅延長は難しいとの見方が大勢だった。延長論は安倍晋三首相の衆院解散戦略と絡むのか。
組織犯罪処罰法改正案は犯罪を計画段階で処罰する「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を...
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