遺伝子組み換え、作付け109倍 表示義務に拡大機運
遺伝子組み換え作物の生産が増えている。非営利団体の国際アグリバイオ事業団(ISAAA)によると、2016年の作付面積は1億8510万ヘクタール。商業生産が始まった1996年の109倍だ。米国は大豆やトウモロコシの9割を組み替え品が占める。
組み替え作物は遺伝子を操作して害虫や農薬への耐性を高めている。手入れが楽な分、生産コストを抑えられる。ブラジルを大豆の輸出国に押し上げたのも組み替え作物だ。伊藤忠商事
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