連合、神津会長の続投を決定
連合は5日の定期大会で、神津里季生会長の再選を決めた。新設する専従の会長代行に逢見直人事務局長、後任の事務局長に自動車総連の相原康伸前会長を充てる人事も決めた。任期は2年。神津氏は「一致結束して働く者のために新体制を発進していきたい」と述べた。
連合は同日の中央執行委員会で、10日公示―22日投開票の衆院選では、特定政党を支援せず、民進党出身者を個別に支援する方針を確認した。
神津氏は新日本製鉄(現・新日鉄住金)出身で、産業別労働組合(産別)の基幹労連の委員長などを経て15年10月に会長に就任した。神津氏はいったん1期2年で辞任する意向を関係者に伝えたが撤回。「脱時間給」制度導入を巡る混乱などを収拾するために続投する意向を固めた。
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