メルカリ、社長が育休2カ月取得
フリマアプリ大手のメルカリ(東京・港)は4日、小泉文明社長ら男性幹部2人が近く、育児休暇を取得すると明らかにした。小泉社長と新規事業を手掛ける子会社ソウゾウ(同)の松本龍祐社長がいずれも約2カ月の休暇を取得する見通しだ。創業間もないスタートアップ企業で複数の幹部が同時に長期間、育休を取得する例は珍しい。
休暇中の業務は原則他の役員や社員が引き継ぎ、必要があればオンライン会議を開催するなど対応する見通し。メルカリは2016年に産休・育休期間中の給与を会社が100%支払う仕組みなどの人事制度を導入している。同社では男性社員の約9割が育休を取得しているという。