金相場、早くもリスク慣れ? 「宣戦布告」にも冷ややか
商品部 金尾久志
北朝鮮情勢の緊迫を受け、ニューヨーク市場の金先物価格が上昇した。日本時間26日午前の時間外取引では1トロイオンス1314ドル前後と前週末の終値に比べ約15ドル高く推移している。米国と北朝鮮の非難の応酬で対立への警戒感が強まり、「安全資産」とも位置づけられる金が買われている。ただ、今回の「有事の金買い」には勢いが欠けるとの声もある。
トランプ米大統領が23日にツイッターで北朝鮮の体制が「長くない」...
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