検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

優勝候補筆頭に松山の名も 全英オープン20日開幕

ゴルフジャーナリスト ジム・マッケイブ

詳しくはこちら

もしも歴史が道しるべとなるのだとしたら、それは多くの場合でそうだが、20日からロイヤルバークデールGCで行われる男子ゴルフの今季メジャー第3戦、全英オープン選手権の勝者は将来、ゴルフの殿堂入りを果たすような選手ではないだろうか。

全英オープン選手権優勝者
開催年優勝者
1954年ピーター・トムソン(豪州)
61年アーノルド・パーマー(米国)
65年ピーター・トムソン(豪州)
71年リー・トレビノ(米国)
76年ジョニー・ミラー(米国)
83年トム・ワトソン(米国)
91年イアン・ベーカーフィンチ(豪州)
98年マーク・オメーラ(米国)
2008年パドレイグ・ハリントン(アイルランド)

(注)開催コースはロイヤルバークデールGC

過去、リバプールの北に位置し、サウスポートという海辺の町にあるロイヤルバークデールGCで全英オープンが行われたのは9回。勝者にはずらりと名選手が名を連ねている。

ベーカーフィンチ以外は全員がメジャー大会を複数回制した。将来、ハリントンが殿堂入りすれば、やはりベーカーフィンチ以外、すべて殿堂入りすることになる。簡単にいえば、運だけでは抜け出せず、実力のある選手でなければ勝てないということか。

トップ選手ら調子上向かず

ただ今大会前、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)、4位のロリー・マキロイ(英国)、6位のジェーソン・デー(オーストラリア)ら将来の殿堂入りが現段階で確実視されるような選手の調子が上がらず、そろって不安を抱えたまま大会初日を迎えようとしている。

また、リッキー・ファウラー(米国)、昨年の全英オープンを制したヘンリク・ステンソン(スウェーデン)、アダム・スコット(オーストラリア)、ジャスティン・ローズ(英国)らのスター選手もこのところ、精彩を欠き万全ではない。

調整の時間がもう少しあれば、という選手もいるはずだが、だからといって、彼らは言い訳のしようがない。毎年7月半ばになれば、全英オープンがやってくる。そして状態が悪かろうが、ポットバンカーが苦手だろうが、めまぐるしく変わる天候に手を焼こうが、全英オープンは選手らを容赦なく振り落としていく。残ったものだけがクラレットジャグと呼ばれる優勝トロフィーを手にし、歴史に名を刻むことができるのだ。

本命不在の中、注目の選手を何人か挙げてみるが、1976年にロイヤルバークデールGCで全英オープンを制したジョニー・ミラー氏(米国)は、優勝候補筆頭として日本の松山英樹を推した。

「彼こそが今、世界のベストプレーヤーだ」

松山は今年、マスターズで11位タイに入った後、全米オープンでは最終日に猛チャージで2位タイに食い込むなど、メジャー最高位につけた。全英オープンでは13年の6位タイがベストだが、彼はすでにメジャーで十分に戦える、いつ勝ってもおかしくないというポジションにいる。ミラーもそう確信しているからこそ、彼の名前を挙げたのだろう。

状態そのものがいいのが、全米オープンで4位だったトミー・フリートウッド(英国)だ。バークデールの近くで育った彼は、全米オープンを含めた直近の4試合で1勝を挙げ、残り3試合すべてでトップ10入りしている。地元の声援を味方につけられれば、面白い存在だ。

スピース、視界にメジャー3勝目

ジョーダン・スピース(米国)も6月下旬に行われたトラベラーズ選手権をプレーオフで制して乗り込んだ。全米オープンでは35位タイと低迷したが、15年の全米オープン以来のメジャー3勝目をしっかりとその視界にとらえている。

そんな中、特に視線を集めるのがマスターズを制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)ではないか。彼はリンクスを得意とし、過去16年、全英オープンではトップ10が10回ある。また、ここ3年は14年から順に2位タイ、6位タイ、5位タイと安定している。グリーンジャケットを手にした勢いを生かし、一気にクラレットジャグも手に入れたいところだろう。

むろん、調子を落としているとはいえ、ジョンソン、マキロイらがどう絡んでくるか。彼らの意地にも期待したい。

なお昨年は最終日にステンソンがフィル・ミケルソン(米国)と一騎打ちを演じ、最終日は63をマークして振り切った。一昨年はザック・ジョンソン(米国)が3人によるプレーオフを制し、タイトルを獲得している。今年もぜひ、最後の1打まで緊迫感のある大会であってほしいものだ。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_