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「フィギュアは私の人生」 浅田真央の一問一答

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現役引退を明らかにしていたフィギュアスケート女子の2010年バンクーバー五輪銀メダリスト、浅田真央(26、中京大)は12日、東京都内のホテルで記者会見し、引退する考えを改めて表明した。引退を決めた理由について、自身最低の12位に終わった昨年12月の全日本選手権後に「もういいんじゃないかなと思った」と説明した。報道陣との主なやりとりは以下の通り。

「2日前にホームページで発表しましたが、また改めてご報告します。選手生活を終える決断をしました。長い選手生活でしたが、たくさんの山がありました。それを乗り越えられたのもたくさんの応援があったから。感謝の気持ちをお伝えできればと思い、このような場を設けさせていただきました」

「もういいんじゃないかな」

――具体的に引退の時期を考えたのは。

「(15年5月に現役続行を表明して)復帰してからいい形でスタートができましたが、そこから練習するにつれて、また試合に出るにつれて、今のスケート界の時代がすごいので、私自身ついていけるのか、気持ちや体の部分で復帰前よりも少しつらいことの方が多くなりました。1シーズンは乗り越えましたが、2シーズン目からはなんとか頑張ろうという思いだけでやってきました。でも最後の全日本選手権で『あ、もういいんじゃないかな』というふうに思いました」

――昨年末の全日本選手権を終えてから3カ月間に迷いがあったか。

「復帰してから掲げてきた、ずっと平昌五輪に出るという目標がありました。(引退と)自分が目標をやりとげなければいけないこととの葛藤がずっとありました」

――いつごろ決心したか。

「全日本選手権が終わって、すべて結果が出たときにもう終わったんだなと思いました。自分が言ってしまったことは最後までやり通してきたので、やらなきゃいけないんじゃないかなという思いが強くて、ここまで(決断が)延びてしまいました」

――達成感はあるか?

「(14年)ソチ五輪を最高の形で終えることができましたが、自分の体も気持ちもやれるという思いがあったので復帰しました。実際、挑戦してみてもう体も気力も全部出し切ったので、今は挑戦したことに何も悔いはありません」

――昨年末の全日本選手権ではトリプルアクセルに挑んだ。

「最後になるのかなって。気持ちはソチ五輪のときほどではなかったけれど、最後トリプルアクセルに挑戦して終えられたことは自分らしかったかなと思います」

「この道選んできたのも自分」

――現役生活で一番楽しかったこと、つらかったことは?

「小さいときは技ができるようになったとき、楽しい気持ちになりました。2回転を跳べたら、次は3回転を跳びたいということが楽しかったです。この道を選んできたのも自分ですし、自分がやりたいと思ってやってきたのでつらいと思ったことはありません」

――2度出場した五輪を振り返ると。

「バンクーバー五輪では19歳でしたが、10代で若くて気が強くて、気持ちだけで乗り越えてきたなという感じがします。ソチ五輪はショートプログラムが残念な結果だったので、すごくつらい試合でしたが、フリーでは最高の演技で終えることができました。4年間の思いを全てフリーの演技4分間に注ぎ込めたと思っています。今後の人生においてもすごくいい経験だったり、いい思い出だったりすると思います」

――3回の世界選手権優勝は日本選手で最多。

「2回世界選手権で金メダルをとったときはどちらも五輪が終わった後だったので、五輪の悔しさをその世界選手権で晴らせた結果でした。(金メダルをとった)最後の(14年)世界選手権が自分の中では最後だと思って臨んで、スケート人生の全てをぶつけたので一番思い入れが強い試合でした」

――印象に残っている演技は?

「難しいですね。1つというのは難しくて。でもやはりソチ五輪のフリーかな。気持ちがそれまでの試合以上に落ち込んでいたりつらかったりした部分もあったのですが、あれだけ挽回する演技ができたのが、そしてそれが五輪だったのが一番よかったと思います」

――2人のコーチに指導を受けてきた。

「山田満知子先生は小さいころに指導を受け、スケートの楽しさや挑戦する楽しさを教えてもらいました。その一方でスケートだけでなく、いろいろなことを教えていただいた先生です。佐藤信夫コーチは大人になってから指導を受けるようになり、自分の意思もすごく強いので先生といろいろな話し合いの機会も多かったのですが、それを静かに見守ってくれていた先生でした」

――今後の予定は?

「すぐこの夏にアイスショーがあります。選手生活を終えて初めて皆さんの前で滑るのでいい演技を目指して頑張りたいなと思います」

「若いパワーで引っ張って」

――フィギュアスケートに今後どう携わるか。

「5歳からスケートを始めて、スケートにお世話になりました。どんな形であってもフィギュアスケートに恩返しをできるようにしていきたいです」

――日本フィギュア界に送るエールは?

「引退された大先輩をはじめ、(私も)これまで本当にスケート界を引っ張ってこれたかなと思います。これからは若い選手がどんどん出てきているので、若いパワーでフィギュアスケート界を引っ張っていってほしいと思います」

――フィギュアスケートはどんな存在か。

「難しいですけれど、ひと言でいうと人生かなと思います。全てがスケート中心だったので、私の人生です」

――自分を褒めたい部分は?

「何でもすぐにはまってしまいますが、すぐに飽きてしまう性格です。フィギュアスケートは5歳から26歳まで続けてこられたので、長い間すごいね、続けてこれらたねと褒めてあげたいです」

――ファンにひと一言。

「本当にたくさんのファンが応援してくださって、いいときも悪いときも諦めずに応援してくれていたので、私もそれが励みになりましたし、パワーになりました。本当に感謝しています」

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