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永田町アンプラグド 泥まみれの「蓮根」 野田氏のリベンジ

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「私が政治生命をかけて取り組んできた3党合意も風前のともしびになってしまった」。9月27日の衆院本会議。代表質問に立った民進党幹事長、野田佳彦はこう嘆いた。2012年に首相として、民主党代表として取り組んだ消費増税をめぐる自民、公明両党との3党合意は事実上破棄された状態にあるからだ。

「後世で厳しく糾弾されるだろう」

野田は14年11月に首相の安倍晋三が消費増税延期にあたって衆院を解散したことに触れ「消費税を政争の具にしないという魂が失われてしまった」と批判。2度の延期決定を「次の世代より次の選挙を重視する姿勢は後世で厳しく糾弾されることになるだろう」と述べた。

12年11月。首相だった野田は野党自民党の総裁である安倍との党首討論に臨み、衆院解散を明言した。しかし、その後の総選挙では敗れ、下野することになる。民進党幹事長として安倍政権に挑むこれからの戦いは、野田にとってはリベンジの意味合いがある。

いまの民進党の運営は野田を中心にまわる。幹事長ポストにあるというだけではない。代表の蓮舫も、政調会長の大串博志も、野田が率いる「花斉会」に所属している。グループの長としても責任逃れのできない立場にある。

「『どじょう』演説で党代表に選ばれ、総理大臣を経験した私が、今回は蓮(はす)の花を下で支える蓮根(れんこん)役を仰せつかりました」。野田は9月26日、ホームページで自らの心境に触れ「お引き受けした以上は泥まみれになって新代表を徹底してお支えする覚悟です」とつづった。

「ネバーギブアップ」はいま……

たしかに、泥まみれかもしれない。民主党を分裂させてまで法案を成立させた消費増税だが、先の参院選では安倍政権の決定に先行する形で前代表、岡田克也が提案した再延期を黙認した。「アベノミクスの失敗により再延期せざるをえない」と言ってみても、説得力は弱まる。首相時代に各国との協議を推進した環太平洋経済連携協定(TPP)にも「攻めるものも攻めきれず守るものも守りきれていない」と反対を明言した。

「ネバー、ネバー、ネバー、ネバーギブアップ」。首相だった12年の年頭会見で野田は英国の元首相、チャーチルの言葉を引いた。1945年の総選挙で敗れたチャーチルは6年後に首相に返り咲いた。退陣から4年がたとうとしている野田は、自らも表現しているように水底の泥の中にいる。=敬称略

(犬童文良)

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