能楽版「マリー・アントワネット」梅若玄祥氏ら12月公演
フランス革命で断頭台の露と消えた王妃を描く創作能「マリー・アントワネット」を、能楽観世流シテ方の梅若玄祥氏(人間国宝)が宝塚歌劇団出身の女優らの共演で12月に上演する。能楽で西洋史に名を刻む人物を題材とするのは珍しい。
国立能楽堂(東京・渋谷)で12月12日に上演する。脚本は宝塚歌劇団の植田紳爾特別顧問が担当。植田氏は宝塚の大ヒットミュージカル「ベルサイユのばら」の脚本を手掛けた。
王妃を追憶す...
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