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都、副知事1人を回避 人事案同意 安藤氏、3度目の知事代理

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東京都の舛添要一知事の辞職表明に伴い、都議会が15日、副知事案に同意した。副知事が1人になる事態は回避され、現在の3人から4人体制になる。舛添氏の退職を受けて、安藤立美氏が次の知事が決まるまでの間、知事の職務代理者となる。安藤氏の職務代理は3度目となる。

副知事を条例で定める定員いっぱいの4人に増やす。現在の3人のうち筆頭格の安藤立美氏を再任するほか、政策企画局長の川澄俊文氏、総務局長の中西充氏、産業労働局長の山本隆氏を新任する。安藤氏らの任期切れが迫るなか、知事自身の進退が問われる局面が続き、副知事人事を危ぶむ見方もあった。

発令は21日付で、任期は4年。ただ、新しい知事就任に伴い、変わる可能性もある。

21日、舛添氏が退職することを受けて安藤氏が次の知事が決まるまで1カ月あまりの間、知事の職務代理者となる。安藤氏は2012年に石原慎太郎氏、13年に猪瀬直樹氏がそれぞれ任期途中で知事を辞職した際も職務代理を務めている。

都知事不在のなか、都はざまざまな課題を抱える。8月に開幕するリオデジャネイロ五輪で次期開催都市としての公式PRを控える。例年6月から7月に局長級、部課長級の幹部人事が行われるが、トップ不在のなか難しい判断を迫られる。

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