羽生は銀、チェンが2連覇 世界フィギュア
フィギュアスケートの世界選手権最終日は23日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで行われ、男子はショートプログラム(SP)で3位につけた冬季五輪2連覇の羽生結弦(ANA)がフリー2位の206.10点をマークし、合計300.97点で銀メダルを獲得した。SP6位の宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー4位の合計270.32点で4位。日本勢は来年の出場枠で最大3枠を確保した。
ネーサン・チェン(米国)がSPに続いてフリー1位の216.02点を出し、合計323.42点で2連覇。フリー、合計の得点は現行ルールの世界最高となった。田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は合計238.40点で14位だった。
アイスダンスは平昌五輪銀メダルのガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)がリズムダンス(RD)、フリーともに1位の合計222.65点で現行ルールの世界最高得点を更新し、2年連続4度目の優勝を果たした。〔共同〕