本田真凜、来季フリー初披露 横浜でアイスショー
フィギュアスケート女子で2016年世界ジュニア選手権女王の本田真凜(JAL)が27日、新横浜スケートセンターで行われたアイスショーに出演し、映画「ラ・ラ・ランド」の楽曲を使った来季のフリーを初披露した。過去に浅田真央さんらを担当してきたローリー・ニコル氏の振り付けで「有名な曲だけど、自分らしく楽しく滑りたい」と思いを語った。
青色の衣装を身にまとい、3回転フリップを決めるなど、ボーカル入りのナンバーを優雅な滑りで表現。米国に拠点を移した今季は全日本選手権では15位に終わった。復活を期す17歳の人気スケーターは「もっとステップアップできたら」と意気込んだ。
アイスショーには3月の世界選手権4位の宇野昌磨(トヨタ自動車)も出演し「再スタートを切りたい」との言葉通りにトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―4回転トーループの高難度の連続ジャンプに挑戦した。
新エキシビションを滑った樋口新葉(明大)は来季のショートプログラム(SP)で「バード・セット・フリー」、フリーはフラメンコの音楽「ポエタ」を演じると明かした。〔共同〕