木村翔・久保隼とも計量パス ボクシングW世界戦
【撫州(中国)=共同】世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦の前日計量が25日、中国の撫州で行われ、ライトフライ級王座に挑む木村翔(青木)、フェザー級王座に挑戦する久保隼(真正)ら4選手はいずれもパスした。木村、久保はともに2階級制覇を狙う。
木村は48.7キロで一発クリア。王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)は1度目で超過し下着を脱いでリミットの48.9キロ。前世界ボクシング機構(WBO)フライ級王者の木村は1階級下げての挑戦に「体調はばっちり。もっときついかと思ったけど正直余裕だった」とリラックスした表情で話した。
久保はWBAスーパーバンタム級王座から陥落した2017年9月以来の世界戦。王者の徐燦(中国)とともに1度目でリミットより100グラム軽い57.0キロでパス。「気持ちはいつもと変わらない。リカバリーは日本食を持ってきているのでいつも通りできる」と笑顔を交えて語った。