岩隈「わくわくしている」 巨人で8年ぶり日本復帰
日米通算170勝の実績を持ち、巨人入りが決まった岩隈久志投手が8日、大阪市内で取材に応じ、楽天時代の2011年以来となるプロ野球でのプレーに向け「非常にわくわくしている。また日本球界で戦う強い気持ちになれる、挑戦者になれるという気持ちでいる」と心境を口にした。
米大リーグのマリナーズを退団した37歳のベテランは、巨人加入の決め手は原辰徳監督から「一緒に巨人が優勝するための戦力として戦ってほしい」と直接声を掛けられたことだったという。「一番必要とされているところでやりたい気持ちがあった。名門である巨人でプレーできる強い気持ちになれた」と話した。
昨秋に右肩の手術を受け、今季はメジャー登板はなし。回復具合を問われ「いいと思う。来年の4月に投げられるようにと思ってトレーニングを続けている」と語った。
この日は自身が発起人を務める、いじめ撲滅プロジェクトのイベントに参加。「いじめのない社会をつくりたい。プロジェクトを知ってもらって広がってくれれば」と話した。〔共同〕