ラグビー、TL選抜が敗れる 仏1部と慈善試合
東日本大震災などの災害からの復興支援を目的としたラグビーの慈善試合が2日、岐阜市の岐阜長良川競技場で行われ、日本のトップリーグ選抜とフランス1部リーグの強豪クラブ、クレルモンが対戦して熱戦を披露した。
トップリーグ選抜は日本代表経験のあるSH日和佐篤選手(神戸製鋼)や、CTB立川理道選手(クボタ)らが先発出場した。9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会に向けたアピールの場でもあり、選手たちは力強いプレーで7585人の観客を沸かせた。
主将を務めた日和佐選手は「ラグビーを通じて何かを感じてもらえる試合がしたいと準備してきた。見ている方々が楽しい試合ができた」と話した。クレルモンのフランク・アゼマ監督は「W杯が近づいていて、日本でもラグビー人気が高まっていると感じた。ラグビーの質も向上している」と評価した。
会場では募金活動も行われ、試合後はトップリーグの選手たちが参加するチャリティーオークションも開催した。試合は序盤からトライを重ねたクレルモンが50-29で勝った。〔共同〕