ロッテ佐々木、最高条件で入団合意「沢村賞目指す」 背番号17
ロッテからドラフト1位指名された岩手・大船渡高の佐々木朗希投手(18)=190センチ、85キロ、右投げ右打ち=の入団が30日、決まった。岩手県大船渡市内のホテルで入団交渉を行い、高校生ながら新人選手の最高条件となる契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円で合意。背番号は17に決まり「チームとしては日本一、個人としては沢村賞を目指す」と意気込みを語った。
球団から最速163キロの速球を170キロにしてほしいと期待され17番をもらった。同じ岩手県出身で米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は日本ハム時代にプロ野球最速の165キロを記録し、エンゼルスで17番を着けている。佐々木は「岩手の先輩でもあり、プロ野球の先輩でもある。追い越していきたい。しっかり番号に見合った活躍ができるように頑張りたい」と決意を語った。
生まれ育った岩手県を離れ、プロの世界に飛び込む。「これまで応援していただいたので恩返しできるように。不安もあるがそれは僕だけではない。しっかり頑張っていきたい」と表情を引き締めた。
ロッテはこれで指名した全7選手の入団が決まった。(金額は推定)〔共同〕