神鋼、サントリー破り優勝 ラグビーTL
ラグビーのトップリーグ(TL)決勝トーナメントを兼ねた日本選手権決勝は15日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、神戸製鋼がサントリーを55-5で下し、TLでは初年度の2003~04年シーズン以来となる15季ぶり2度目の制覇を果たした。日本選手権の優勝は18大会ぶり10度目となり、最多記録を伸ばした。サントリーの3季連続2冠はならなかった。
神戸製鋼はWTBアンダーソンが前半3分と12分にトライを挙げるなど、22-5とリードして折り返した。後半も5トライを加えて圧倒した。
3位決定戦は、ヤマハ発動機がトヨタ自動車に15-12で競り勝った。
今季のTLは来年のワールドカップ(W杯)日本大会に向けた日本代表の準備期間を確保するためにリーグ戦の試合数を減らして開催。決勝トーナメント準決勝以降は日本選手権を兼ね、時期も例年より早い12月に行われた。〔共同〕