京都に通年型スケートリンク完成 宮原「練習機会増え助かる」
京都府宇治市に通年型施設の「木下アカデミー京都アイスアリーナ」が完成し、14日に竣工祝賀式が開かれた。フィギュアスケート女子の宮原知子(関大)と紀平梨花(関大KFSC)が演技を披露し、京都府出身の宮原は「試合に出る選手やスケートを始める子ども、いろいろな人が練習する機会が増えるのですごく助かる」と喜んだ。
京都府内で唯一の通年型リンクとなり、メインとサブの両リンクを完備。15日から開業する。紀平も「今まで以上に練習に力を入れられるので、すごくうれしい」と笑顔で話した。
式典では日本スケート連盟の長島昭久会長が「競技人口は増えるが練習場がない、という悲痛な叫びが全国から上がっている。その中で京都に通年リンクが完成したことは非常に大きな喜び」とあいさつした。〔共同〕