上地が単複で決勝へ、国枝は敗退 全仏テニス車いす
【パリ=共同】テニスの全仏オープン車いすの部は9日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス準決勝で全豪オープン女王の第2シード、上地結衣(エイベックス)がマリヨレン・バウス(オランダ)に6-3、6-3で勝ち、初優勝した2014年大会以来3年ぶりに決勝に進出した。
男子シングルス準決勝で主催者推薦出場の国枝慎吾(ユニクロ)は昨年のリオデジャネイロ・パラリンピック銀メダルのアルフィー・ヒューエット(英国)に4-6、4-6で敗れた。
女子ダブルスは初戦の準決勝で上地、バウス組がディーデ・デフロート(オランダ)ジョーダン・ホワイリー(英国)組を7-5、6-1で下し、決勝に進出した。
男子ダブルスは初戦の準決勝で国枝、ステファン・オルソン(スウェーデン)組がステファン・ウデ、ニコラ・パイファー組(フランス)と対戦し、6-3、2-6からのマッチタイブレークを10-12で落として敗れた。