国枝ウィンブルドン初の決勝へ 車いすの部、上地は敗退
【ウィンブルドン=共同】テニスのウィンブルドン選手権車いすの部は12日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス準決勝は第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)が3連覇を狙ったステファン・オルソン(スウェーデン)に4-6、6-2、6-3で逆転勝ちし、初の決勝進出を果たした。
国枝は現行の四大大会で全豪オープン、全仏オープン、全米オープンを制しており、決勝で全制覇を狙う。
女子シングルス準決勝は四大大会全制覇が懸かっていた第2シードの上地結衣(三井住友銀行)がアニク・ファンクート(オランダ)に3-6、4-6で屈した。
2組出場による上下肢障害ダブルスで菅野浩二(リクルート)と米国選手のペアは敗れた。