日本、ラグビー南半球4カ国対抗に参戦要望 24年以降に
日本ラグビー協会の森重隆会長は1日、ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、アルゼンチンの強豪国で競う南半球4カ国対抗の主催団体に対し、2023年ワールドカップ(W杯)フランス大会後の24年以降に日本が参加したい意向があることを伝えた。
森会長は清宮克幸副会長らを伴って東京都内で団体幹部と会談した後、取材に応じた。3カ国対抗で行われていた大会に、07年W杯で3位と躍進したアルゼンチンが12年から加入したことを例に挙げ「(次回のW杯でも)ベスト8に入れるようなチームをつくれたら挑戦したい」と語った。
南半球のクラブチームで構成される世界最高峰リーグ、スーパーラグビーから20年シーズンを最後に除外される日本チームのサンウルブズについても、21年シーズン以降も続けて参加したい考えを伝えた。3月に除外が決まった際に継続参戦の条件とされた年間約10億円の費用負担を再び要求されたそうで、森会長は「お金をどうするかが難しいところ」と資金面の課題を口にした。〔共同〕