紀平らが華麗な演技 フィギュアのアイスショー、大阪で開幕
フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」の大阪公演が29日、東和薬品ラクタブドーム(大阪府門真市)で開幕し、23日に終了した世界選手権で女子4位となった紀平梨花(関大KFSC)や、男子4位の宇野昌磨(トヨタ自動車)らが華麗な演技で銀盤を彩った。
紀平はダンスナンバーの新エキシビション「ザ・グレイテスト」を銀色の衣装をまとって熱演。宇野は銀メダルを獲得した2018年平昌冬季五輪のショートプログラムで使用したビバルディの「四季」の「冬」を滑り、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を鮮やかに着氷した。
全日本選手権女王の坂本花織や、三原舞依(ともにシスメックス)、宮原知子(関大)らも演技し、世界選手権を制した男子のネーサン・チェン(米国)、女子のアリーナ・ザギトワ(ロシア)らとともに情感豊かな舞いで観客を魅了した。
大阪公演は31日まで行われる。〔共同〕