バド桃田、右目手術終え退院 全治3カ月の見通し
1月に遠征先のマレーシアで交通事故に巻き込まれて負傷し、今月8日に右目の眼窩底骨折で手術を受けたバドミントン男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗選手(25)が13日、入院先の病院から退院した。
発表した所属先のNTT東日本によると、ここまでの経過は順調で、今後は治療に専念しつつ、ジョギングなどの軽い運動から再開していく。本格的な練習再開のめどは立っていない。
東京五輪出場を確実にしている桃田選手は1月13日に乗っていたワゴン車の事故で、顔面3カ所の裂傷と全身打撲を負った。静養を経て今月3日から日本代表合宿に参加したが、シャトルが二重に見える違和感などがあり、追加の検査で骨折が判明。全治3カ月の見通しで、3月中旬の全英オープン(バーミンガム)での復帰プランも白紙に戻った。〔共同〕