ボクシング井上尚弥が防衛戦 12月30日W世界戦、拳四朗も
ボクシングの大橋ジムは16日、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)が12月30日に横浜文化体育館で同級7位のヨアン・ボワイヨ(フランス)と7度目の防衛戦に臨むと発表した。東京都内で記者会見した井上尚は「気を抜かないでしっかり調整する」と話した。
14戦全勝(12KO)の王者に対し、挑戦者は46戦41勝(26KO)4敗1無効試合。9月に米国で6度目の防衛に成功した井上尚は来年2月にも米国の興行に参加する話があり「そこに向けてという意味でもいい試合を見せなきゃいけないと思う」と、気合を入れた。
ダブル世界戦となり、世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王者の拳四朗(BMB)は挑戦者ヒルベルト・ペドロサ(パナマ)と2度目の防衛戦を闘う。「KOで勝って見ている方にインパクトを与えたい」と意気込んだ。
ロンドン五輪銅メダリストで東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(大橋)の初防衛戦も行われる。エドワード・マンシト(フィリピン)との対戦に「今回もKOで倒せれば」と宣言した。〔共同〕