ラグビーW杯、認知度が過去最高7割超 組織委調査
ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は9日、4月に実施した大会認知度の調査で全国平均が過去最高の71.6%だったと発表した。昨年秋の前回から3.3ポイント上昇。2015年9月の調査開始以降で初めて7割を突破した。
性別・年代別で20代女性の認知度は55.7%と最も低かったが、前回から7.8ポイント上昇。20代男性(70.3%)も前回比で4.8ポイント増えるなど、若年層のアップが目立った。試合会場がある12都道府県の平均は74.2%だった。
9月20日の開幕まで5カ月を切り、チケットの一般販売は5月18日に再開する。組織委の嶋津昭事務総長は「開催都市を中心に行われている地道な機運醸成活動が着実に形に表れてきた。若年層の認知度が上昇したことは大会の盛り上げはもちろん、大会後のラグビー界にとっても非常に良い傾向」とコメントした。
調査はインターネットで20~69歳を対象に実施し、5万4777サンプルを得た。〔共同〕