西武・松坂、1軍キャンプ入り決定 辻監督「十分戦力になる」
西武は15日、埼玉県川越市で春季キャンプに向けた全体会議を開き、14年ぶりにチームに復帰した松坂大輔投手を、宮崎県日南市で行う1軍主体のA班でキャンプインさせることを決めた。辻発彦監督は「体にどこも心配するところがなく、十分戦力になると思って選んだ」と説明した。
渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が松坂に体の状態を確認し、A班入りが決まったという。ファンの視線を集めることは必至で、辻監督は「注目されるのも非常にいいだろうし、今年に懸けるキャンプがどういうものか、若手選手にも参考になる」と期待した。
新人ではドラフト1位の宮川哲投手(東芝)、2位の浜屋将太投手(三菱日立パワーシステムズ)、5位の柘植世那捕手(ホンダ鈴鹿)のA班入りが決まった。中村剛也内野手は右ふくらはぎの張りのため、高知市で行うB班で始動することになり、辻監督は「軽度とは聞いているが、慎重にやってもらいたい。開幕に間に合ってくれればいい」と話した。昨季登板がなかった内海哲也投手もB班でキャンプインする。〔共同〕