久保建・堂安に主軸の自覚 サッカーU22代表に合流
サッカー男子の東京五輪世代に当たるU-22(22歳以下)日本代表は13日、国際親善試合のコロンビア戦(17日・エディオンスタジアム広島)に向けた広島市内での合宿3日目の練習を行い、久保建(マジョルカ)や堂安(PSVアイントホーフェン)も合流して全選手が汗を流した。
既にフル代表で活躍する2人からは、チームを引っ張る自覚がにじみ出た。久保建は18歳の若さながら「言いたくないことも言い合えるのが強いチーム。お互いに遠慮せずにやれたらいい」と堂々たる口ぶり。堂安は宿舎に到着した12日の夜、食事会場で全員を前にして「本気で優勝を狙っている」と五輪の目標を宣言したという。
スペイン1部リーグで初ゴールを挙げた久保建と、この年代の先頭を走る堂安。右肩上がりの成長を遂げる主軸の姿には、金メダルも夢ではないと思わせる期待感がある。周囲の選手たちも触発されたように動きに鋭さを増し、練習は一気に活気づいた。
ベストメンバーが集まった国内初戦。久保建は「選ばれたことに誇りと責任を感じながらやる。見に来てくれる人たちにいいサッカーを見せないと、期待してもらえない」と気合十分に話した。〔共同〕