新庄剛志氏、自由契約選手で公示 全球団で復帰可能に
プロ野球の阪神、日本ハムなどで活躍し、自身のインスタグラムで現役復帰を目指す考えを明らかにしていた新庄剛志氏(47)が27日、自由契約選手として公示された。これまでは最後に所属した日本ハムでしか復帰できない任意引退選手だったが、どの球団とも契約することが可能となった。
日本ハムが斉藤惇コミッショナーに自由契約への変更を申請し、承認された。吉村浩ゼネラルマネジャー(GM)は新庄氏から要請があったことを明らかにし、「うちは契約する意思はないので、復帰するなら自由契約公示するしかない」と説明した。
新庄氏は1990年に阪神へ入団し、華のあるプレーで人気を集めた。2001年からは米大リーグでプレーし、04年に日本ハムで日本球界に復帰して06年に現役を引退。日米通算で1524安打、225本塁打を記録した。〔共同〕