関空アイスアリーナで開業記念式典 高橋・紀平・宮原らが演技
大阪府泉佐野市に完成した国際規格のスケート場「関空アイスアリーナ」の開業記念式典が25日、来年1月2日の正式オープンを前に行われ、フィギュアスケート男子で来季からアイスダンスに転向する高橋大輔(関大KFSC)や、女子で世界選手権(来年3月・モントリオール)代表の紀平梨花(関大KFSC)、宮原知子(関大)らが演技を披露した。
式典には橋本聖子五輪相も出席し「心豊かで持続可能な社会をつくり上げるための拠点になっていただければ」とあいさつした。施設はメインとサブのリンクを備え、スケート以外の競技やイベント会場としても活用できる。関西空港が目と鼻の先にあり、宮原は「飛行機の時間によって、練習してから(遠征に)行って、帰りにすぐ練習できる。すごく便利」と喜んだ。
紀平は「目標は世界選手権の表彰台。(2022年)北京五輪までにスケーティングをレベルアップして、高難度なジャンプを習得したい」と意気込んだ。高橋は来年の全日本選手権出場が目標といい「チャレンジしていきたい。北京五輪を目指して頑張りたい」と笑顔で話した。〔共同〕