ラグビーTL、来季は試合減 W杯へ代表強化優先
日本ラグビー協会の太田治トップリーグ(TL)委員長は18日、2019年ワールドカップ(W杯)日本大会前となる18~19年シーズンはW杯に向けた日本代表の強化や選手の体調管理を優先するために試合数を今季より5試合減らして各チーム10試合で実施することを明らかにした。
シーズンは18年9月に開幕。12月までの3カ月でリーグ戦7試合と、順位決定戦3試合を行い、代表強化の柱とするスーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズの準備期間を確保する。太田委員長は「19年は特別なので日本全体で協力する体制をつくらないと」と話した。
19~20年シーズンは、開幕をW杯後の20年1月にずらし、5月まで行う。試合数は全16チーム総当たりのリーグ戦後に上位チームによるプレーオフを実施し、試合数は各チームとも15試合以上に増やす。
また、両シーズンとも各チームが5、6試合を戦うカップ戦を実施し、代表活動に参加する選手以外の実戦の機会も設ける。〔共同〕