フィギュア坂本「出来悪かった」 公開練習でジャンプ低調
フィギュアスケート女子で昨季の全日本選手権覇者の坂本花織(シスメックス)は14日、盛岡市内で報道陣に練習を公開した。得意とするジャンプの精度が低く「荒ぶっていた。出来が悪かった」と反省した。
この日は映画「マトリックス」の音楽を使ったフリーの新演目を滑り、ジャンプで2度転倒するなど低調。13日から10日間の合宿でのテーマは体力強化で「常に動き、体力を早急に戻すことをできたら9月の国際大会までに理想の出来の75パーセントはいくと思う」と述べた。
坂本と同じ中野園子コーチに師事する2017年四大陸選手権女王の三原舞依(シスメックス)は、体調不良で合宿はここまで不参加。中野コーチは「体力がなくて食欲があまりない」と説明した。出場を予定していた9月の国際大会を回避し、10月上旬の近畿選手権を目指して調整する。〔共同〕