プロ野球名球会、入会資格に特例制定 上原氏らも可能に
【ホノルル=共同】日本プロ野球名球会の総会が10日、米ハワイ州ホノルルのホテルで行われ、これまで日米通算で打者が2千安打以上、投手が200勝以上もしくは250セーブ以上に限定されていた名球会入りの資格に特例を設けることを決めた。
最終的な候補者は総会に諮られ、会員の4分の3以上の賛成をもって特例を適用することになった。元ヤクルト監督の古田敦也副理事長は「投手も分業制になり、野球が変わっているのは事実。現役選手の励みにもなるのでは」と説明した。
古田副理事長によると、会議後の懇談では日米通算で100勝、100セーブ、100ホールドを達成した元巨人の上原浩治さんら多数の選手が話題になり、将来的な候補に投打の「二刀流」で活躍する米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手の名前が挙がったという。