ラグビーのプロリーグ構想、清宮副会長が訴え
日本ラグビー協会の清宮克幸副会長が1日、スポーツ議員連盟の東京五輪・パラリンピックのレガシー(遺産)づくりに向けたプロジェクトチーム(PT)会合に出席し、2021年秋に発足を目指すプロリーグ構想について「世界を二分するリーグをつくりたい。ヨーロッパ市場に対抗するような(年間収益が)500億円規模の環太平洋リーグにしたい」と訴えた。
清宮副会長は他競技の国内プロリーグに比べて「ラグビーは世界のトップ選手を集められる」と優位点を説明。ワールドカップ(W杯)日本大会の12会場に参加チームの本拠地を置くことを改めて表明した。トライした選手のポジションによってボーナス点を加えるなどの独自ルール案も示した。
プロリーグは8月から翌年1月、アマチュア選手による社会人リーグは4~7月に開催する方針を示し、現在のトップリーグで混在するプロとアマのすみ分けを図りたい考えを述べた。〔共同〕