西武・秋山、海外FA権取得 権利行使の発言は控える
西武の秋山翔吾外野手が20日、出場選手登録が9年に達し、海外フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。米大リーグ挑戦を含めた権利行使については「シーズン中なので、チームが動いている以上、言うことはない」と述べるにとどめた。
今季が3年契約の3年目で、昨オフに球団から提示された新たな複数年契約を断っている。来季は32歳になる。今季終了後のメジャー挑戦について「可能性はゼロじゃない。今年結果を出した上で、選択肢があるかどうか」と明言している。
渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)は「シーズンが終わってからゆっくり話す。恥ずかしくない数字は出す」と大型契約を提示して慰留する方針を示し、辻発彦監督は「彼が決めることだけど、監督としては(移籍は)やめてほしい。欠かせない1番打者なので」と残留を強く希望した。〔共同〕