紀平梨花が凱旋帰国 GPファイナルV「大きなこと」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで平昌冬季五輪女王のアリーナ・ザギトワ選手(ロシア)を破って初出場優勝を果たした紀平梨花選手(16)=関大KFSC=が11日、バンクーバーから成田空港に凱旋帰国した。大勢の報道陣に囲まれた紀平選手は「思っていた以上に記者の方々がたくさん来ていてびっくりした。ファイナルの優勝ということがすごく大きなことだったんだとあらためて思った」と目を丸くした。
紀平選手は大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をショートプログラム(SP)とフリーで合わせて2度決め、日本勢として2005年の浅田真央以来となるGPデビューシーズンでファイナルを制覇。ニューヒロイン誕生にフィギュアスケート界が沸いた。〔共同〕