フィギュア佐藤、シニア転向表明 北京五輪踏まえ判断
フィギュアスケート男子で昨年12月のジュニア・グランプリ(GP)ファイナルを制した16歳の佐藤駿(埼玉栄高)は18日、来季からのシニア転向を表明した。「(北京)冬季五輪が2年後にあるので、それを踏まえてシニアに上がることにした」と理由を説明した。
埼玉県上尾市で練習公開した佐藤は世界ジュニア選手権(3月4~7日・タリン)へ向けて、ジャンプを中心に確認。フリーに組み込むルッツとトーループの4回転を成功し「コンディションはいい」と自信を示した。
シニアの国際大会、四大陸選手権で3位に入った同じ16歳の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)とは「世界ジュニア頑張ろうね」と健闘を誓い合ったといい、ジュニア最後の大一番へ「優勝したいと思っているが、自分の演技に集中したい」と決意を口にした。〔共同〕