テコンドー協会、木村会長ら新理事承認 26日に新体制発足
強化体制を巡ってトップ選手と対立が続いていた全日本テコンドー協会の新理事が10日、東京都内で開かれた理事会で承認され、新会長に日本卓球協会名誉副会長の木村興治氏(78)が就任することが決まった。26日の正会員総会をもって新体制が正式に発足する。
新理事は11人で全員が外部から招かれた。柔道女子で1992年バルセロナ五輪銀メダリストの田辺陽子氏(53)や陸上女子ハンマー投げ日本記録保持者の室伏由佳氏(42)のほか、弁護士や税理士らが名を連ねた。
選定を担った検証委員会の境田正樹委員長は「ほっとしている。今までの(理事の)貢献を引き継ぎ、より一層発展させてほしい」と話した。
一連の問題で金原昇会長ら全理事が退任することが決まっている。〔共同〕