キタサンブラックがJRA年度代表馬 2年連続
日本中央競馬会(JRA)は9日、「2017年度JRA賞」の競走馬部門の各賞を発表し、年度代表馬に昨年の有馬記念で史上最多タイの中央G1・7勝目を挙げて引退したキタサンブラックを2年連続で選出した。最多に並ぶ2度の受賞は12、14年のジェンティルドンナ以来9頭目、うち2年連続は7頭目。
歌手の北島三郎さんがオーナーの同馬は昨年、武豊騎手を背に有馬記念、大阪杯、春秋連覇した天皇賞とG1計4勝をマーク。最優秀4歳以上牡馬にも選ばれた。
290人による記者投票の年度代表馬部門では287票を獲得。残る3票はJRA障害重賞連勝記録を8に伸ばしたオジュウチョウサンだった。
受賞馬は次の通り。
年度代表馬 キタサンブラック▽最優秀2歳牡馬 ダノンプレミアム▽同2歳牝馬 ラッキーライラック▽同3歳牡馬 レイデオロ▽同3歳牝馬 ソウルスターリング▽同4歳以上牡馬 キタサンブラック▽同4歳以上牝馬 ヴィブロス▽同短距離馬 レッドファルクス▽同ダートホース ゴールドドリーム▽同障害馬 オジュウチョウサン
授賞式は29日に行われる。〔共同〕