稲葉Jが豪州に逆転勝ち プレミア12、2次ラウンド開幕
野球の東京五輪予選を兼ねる国際大会「第2回プレミア12」は11日、2次ラウンドが開幕し、日本(1次ラウンドB組1位)はZOZOマリンスタジアムでオーストラリア(C組2位)に3-2で逆転勝ちした。日本は1次ラウンドで同組の台湾から挙げた1勝とあわせて2勝0敗となった。
日本は0-2の四回に鈴木(広島)が1次ラウンドから3試合連続となるソロ本塁打。七回に代走の周東(ソフトバンク)が二盗、三盗を決め、源田(西武)のバントが野選を誘って同点とし、八回に浅村(楽天)の押し出し四球で勝ち越した。
メキシコ(A組1位)は台湾(B組2位)に2-0で快勝し、韓国(C組1位)は米国(A組2位)を5-1で下した。
2次ラウンドでは1次ラウンドで同組だった相手とは対戦せず、1次ラウンドでの対戦結果をそのまま反映させるため、メキシコと韓国は2勝0敗、オーストラリアと台湾、米国は0勝2敗となった。日本は12日の米国戦で高橋礼(ソフトバンク)が先発する。
決勝と3位決定戦は17日に東京ドームで行われる。今大会で2チームが東京五輪の出場権を得る。開催国枠で出場が決まっている日本を除くアジア・オセアニア地域の最上位と米大陸の最上位の2チームが出場権を獲得する。〔共同〕