理想像はパスつなぐ攻撃 神戸製鋼のスミス総監督
ラグビーのトップリーグ、神戸製鋼のウェイン・スミス総監督が9日、神戸市内で就任記者会見し「選手がエキサイティングな気持ちでできるラグビーを目指す」とリスクを恐れずパスをつないで攻める理想像を語った。
ニュージーランド代表のアシスタントコーチとしてワールドカップ(W杯)2連覇に貢献した。この日の初練習でも自らボールを持って手本を示すなど積極的に指導。「全員が考え方を共有できれば勝ち進むことができる」とチームへの自信をにじませた。元日本代表監督の故平尾誠二氏とは縁があり「神戸に来ることを決めた重要な理由の一つ」と話した。
デーブ・ディロン新ヘッドコーチは「相手の選手よりどれだけ素早く起きられるか」と課題を口にした。〔共同〕