アーモンドアイの関係者ら表彰 18年度JRA賞授賞式
日本中央競馬会(JRA)は28日、東京都内のホテルで2018年度のJRA賞授賞式を行い、競走馬部門で年度代表馬と最優秀3歳牝馬に選出されたアーモンドアイの関係者らが表彰された。
アーモンドアイは牝馬3冠(桜花賞、オークス、秋華賞)を制覇。ジャパンカップでは驚異的なレコードタイムを樹立し、海外の関係者にも大きな衝撃を与えた。
同馬の今年初戦は3月30日のドバイ・ターフに決定。国枝栄調教師は「リミットが見えない。ファン、関係者と一緒に活躍を楽しみたい」と話す。コンビを組むクリストフ・ルメール騎手は「頭がよくて力もある。(テニスの全豪オープンを制した)ナオミ・オオサカに似ている」と会場の笑いを誘い、「凱旋門賞に行くならいい結果を出したい」と宣言した。
騎手部門では最多勝利、最高勝率、最多獲得賞金を独占、史上3人目の騎手大賞を受賞したルメール騎手、調教師部門では最多勝利の藤原英昭調教師ら、さらに前人未到のJRA通算4千勝を達成し、特別賞を受賞した武豊騎手も栄誉をたたえられた。〔共同〕