宇野・紀平ら代表に フィギュア国別対抗戦、羽生は欠場
フィギュアスケートの世界国別対抗戦(4月11~13日・マリンメッセ福岡)の日本代表が25日、東京都内で発表され、男子は宇野昌磨(トヨタ自動車)田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)、女子は紀平梨花(関大KFSC)坂本花織(シスメックス)らが選ばれた。23日に閉幕した世界選手権で男子2位の羽生結弦(ANA)は昨年11月に痛めた右足首が完治していないために欠場した。
羽生は日本スケート連盟を通じ「世界選手権に向けて頑張ってきた。右足にさらに負担をかけることは難しく、医師からも引き続きの加療が必要と言われた。一日も早くけがを完治させ、来シーズンに向け練習に励みます」とコメントした。
日本は前回の2017年大会に続く2連覇を目指す。紀平は「フリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度決めて、笑顔で終わりたい」と意気込み、坂本は「今季最後の大会で全部出し切れるようにベストを尽くしたい」。宇野は「(4位だった)世界選手権の悔しさを晴らす舞台。チャレンジしたい」と力を込めた。
アイスダンスは小松原美里(倉敷FSC)ティム・コレト(米国)組、ペアは三浦璃来(大阪ク)市橋翔哉(関大)組が出場し、小松原が主将を務める。日本、ロシア、米国、フランス、カナダ、イタリアで争われる。〔共同〕