フィギュア宇野昌磨、コーチ変更へ 海外拠点も視野
フィギュアスケート男子で2018年平昌冬季五輪銀メダリストの宇野昌磨(トヨタ自動車)が、5歳のときに名古屋市のグランプリ東海クでスケートを始めてから指導を仰いできた山田満知子、樋口美穂子両コーチの下を離れると3日、自身の公式サイトで発表した。関係者によると、今後は海外拠点も視野に入れ、国内外で新たなコーチを探すという。宇野は「感謝の気持ちを忘れず、新たなスタートを切りたい」とコメントした。
宇野は今季、2月の四大陸選手権でシニアの主要国際大会初優勝を成し遂げたが、3月の世界選手権では4位にとどまり、3季ぶりに国際大会の表彰台を逃した。来季に向けて今季はフリップ、サルコー、トーループの3種類だった4回転ジャンプの種類を増やすことに意欲を示しており、5月にイベントに出席したときには「いろんな気持ちが芽生えた。新たな挑戦がしたい」と話していた。〔共同〕