バド桃田「僕は大丈夫ですか」 コーチが事故当時語る
バドミントン日本代表の朴柱奉ヘッドコーチが20日、遠征先のマレーシアで13日早朝に交通事故に巻き込まれて負傷した男子シングルスの桃田賢斗選手(NTT東日本)の当時の様子を東京都内で説明した。事故から約1時間後に現場に到着した際は路肩に座っていたそうで「僕は大丈夫ですか。バドミントンは大丈夫ですか」と尋ねてきたことを明かした。
中西洋介コーチも現場に駆け付け「放心状態というか、会話という会話ができない状態だった」と説明した。
東京五輪出場を確実にしている桃田選手は3月中旬の全英オープン(バーミンガム)での実戦復帰を目指す見通しだが、同ヘッドコーチは状態次第では2月3日からの日本代表合宿に参加する可能性を示した。〔共同〕