日本ラグビー協会、ジョセフ・代表ヘッドコーチに続投交渉
日本ラグビー協会がワールドカップ(W杯)日本大会で、日本代表の指揮を執るジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ=HC=(49)と大会後の契約延長について交渉していることが30日、関係者の話で分かった。日本は28日にW杯1次リーグA組の第2戦で優勝候補のアイルランドから歴史的勝利を挙げた。開幕2連勝で勢いに乗り、初の8強入りが決まれば本格的な動きが進みそうだ。
関係者によると、水面下の交渉で条件面などを調整。本人も前向きな意向とみられ、日本協会は1次リーグの結果を踏まえて正式な議論を始める。これまでに日本協会の清宮克幸副会長は「結果を見て、次の人を探すとなると空白期間が生まれる」と続投が望ましい考えを明かし、藤井雄一郎強化委員長も賛同していた。
ニュージーランド出身のジョセフHCは、現役時代にニュージーランド代表と日本代表でW杯に出場。引退後はスーパーラグビーのハイランダーズ(ニュージーランド)の監督として優勝に導いた。日本代表HCには2016年秋に就任した。〔共同〕